半額土日キップが使える最後の週末は、天気予報は典型的な冬型で、今度こそ「雪まみれの真冬」を期待して、始発あさまに乗って雪予報の信州へ。しかし、上田を過ぎたあたりで目を覚ますと善光寺平は目が覚めるような青空で、遥か岐阜との県境の北アルプスの山々が見渡せる絶好のお天気。ここは「白馬・大糸・国鉄色・雪景色」が常道なのに、ちょっと魔が差して、セットした目的地は「飯山駅」。

 飯山線は半月前の遠足を含めて過去3度訪問しましたが、いずれも乗り鉄で戸狩野沢まで。この鉄路の象徴である「森宮野原あたりの豪雪風景」や「千曲川の悠久の流れ」はまだしっかりとはお目にかかっていませんでした。このように、成り行きから「結果が予想できない」展開になりましたが、ラッキーも重なって、結果的には、慣れた場所の安定感より、リスクを取って未訪の地の期待感を選択してよかったかなぁと。豪雪地帯の細雪。千曲川に沿って今シーズンらしい「淡い冬・20編」、どうぞご覧ください。