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上州高崎から西に延びる3つの鉄路。1つは長野新幹線。オリンピックの申し子であり、高崎から碓氷峠を貫くトンネルを経て僅か15分で信州軽井沢に到達する。片や、新幹線開業とともにその役割は横川までとなった信越本線。錆びた鉄路が今も峠に残る。そして上信電鉄。その名のとおり信州佐久まで延ばそうとの創業者の夢は下仁田で途切れたまま。
新幹線はさておき、今回の遠足では、信越旧線と上信電鉄という信州に届かない鉄路を訪ねたわけである。千葉組のお二人が深夜に出発し夜明け前から撮影開始されたのに対し、私を含めた東京組の3人は夜が明けてから出発し関越の渋滞に巻き込まれ、完全な出遅れ。それでも、馬庭、一宮、下仁田、横川、信越旧線遺構と、ゆったりとした時間を愉しむことができた。
春近しとは言え、上州の冬は厳しい寒さ。冷え切った身体に峠の湯は心地よかった。湯から上がり、休憩所でまったり。長野から8年。オリンピックを契機に様変わりした鉄路探訪の仕上げは、トリノオリンピックのカーリングのライブ中継であった。 |