氷河期が終わった1万年前頃、海水面が今より高く浅い海だった場所が、現在の湿原です。
湿原は、北海道とくに道東を象徴する地形であり、タンチョウを始め鳥たち楽園になっています。
湿原を見下ろす丘に登れば、弧を描く2本の線路を単行列車がゆったりと通過していきます。
淡い春、夏の緑、草紅葉、樹氷の冬、湿原の四季の表情に魅せられて何度も足を運びました。
霧に悩ませられることも多々ありました、氷点下20度で待った時間もありました、乾いた風が心地よい
青空もありました‥‥。どれもが「これぞ北海道」、私が過ごした会心の時間
です。(2015.2.21)