降雪直後の晴天、小枝の先まで雪化粧、白く真っ直ぐに伸びる鉄路。そんな条件下で「雪煙を上げながら走る古参気動車を撮りたい!」との思いから、ゴールデンウィーク以来の北東北へ行ってまいりました。

 出掛ける前日には川井村(区界)で零下22度を記録しましたが、久しぶりに山田線・岩泉線のキハに逢えると思えばそんなのどうってことありません。使用機会がなかったレンズ(昨年購入 Canon 300mm f4D IS USM)のお試しも楽しみの一つでした。

 そんなわけで、はやてに乗って、ハイな気分で盛岡に到着。小雪混じりの晴天でした。凍てつく冷気に、キュッキュと鳴る雪質に小躍りしながら、まずは上米内でリアス2本を手始めに、夕顔瀬橋で北上川を渡るリアスと白鳥を撮り、午後からshunさんと合流。R106を宮古に向いました。一泊二日の短い滞在であり、道路状況などから行動範囲も限られたものでしたが、極寒の撮影を十分に愉しんでまいりました。