月に雁 カレーにラッキョウ 里山に国鉄色。南部の火は消えたが、置賜ではまだ燃えていた2008年。
白い季節に初訪問。その後、桜、新緑、青田、収穫、錦秋と奇跡の延長戦、間に合った四季だった。
1年で13回の訪問は、同じくラストシーズンにフォーカスした花輪線鹿島鉄道の倍以上。
記憶や印象の深さは、訪問回数に比例するわけではないけれど、記録の質と数は これまで通ったどの鉄路も上回る。
だから、丹念に思いを込めて、冬から始まる置賜の四季。私の感じた米坂線です。2009年2月