年初「白銀の大糸線」でスタートした当撮影記シリーズも季節は巡り「待望の夏」を迎えた。夏場の炎天下での撮影は難行苦行だが、ポイントに辿り着いたときは噴出す汗に夏草香る涼風が心地よい。日が長いから「朝から晩まで」存分に撮れる。煌めく海、ダイナミックな夏雲、原色の花々。今年の夏はどこで何を撮ろうか‥。梅雨の中休みの先週末は、土曜は2時起きで根府川に居座りブルトレ総撮りの15時間耐久、翌日曜も家でじっとできず国鉄色が走る湊線で夕刻まで粘る。こんな具合で、アグレッシブに「2005年・私の夏」が始まった。
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朝は銀河から(ブルトレの季節)

早朝のブルトレは季節限定ゆえ、「せっかく根府川へ行くのなら『銀河』から」と、阿吽の呼吸で早朝5時前に現地に到着・5時台の銀河、出雲、サンライズ瀬戸・出雲、8時台の富士・はやぶさと快調に撮影し(中略)、18時台の富士・はやぶさ(下り)までナンと総撮り・前週の北陸シリーズに続き、すっかりブルトレづいている今日この頃である。
 

東海道バラエティ(珍客万来)

お江戸の時代から、ここは日本のメインストリート。この日もバラエティな車両で賑わった東海道であった。貨物列車30分置きは当たり前として、準レギュラーのE257や伊豆急アルファリゾート21に加え、団臨の189系・485系も来るわ、こまちや西武線の輸送までやって来た。いつもはローカル線で「まったり」だが、たまにはバッティングセンターのように愉しめる本線筋も悪くない。

箱根Ajisaiライン(避暑地の出来事)

トップライトの時間帯は、陽射しの強い海岸沿いを避け、箱根でグリーンシャワーを!と、紫陽花咲く登山鉄道へ。八分咲きの大平台はカメラマン多数。「鉄道好きのご主人と、花好きの奥様」間で合意形成となったと思しき熟年カップルが目に付き、バリバリ鉄道撮影地とはちょっと異なるほんわかムード。しかし、ここも暑かった。ただ撮っただけという数枚。

シーサイド113(ラストサマー)

今まで見慣れた空気のような存在だったものが急に気になりだしたなら、それは恋の始まり。113系、最後の夏か。悔いなき夏に!と、米神で、江之浦で、石橋で、この電車を撮りまくった。機会があれば、もう一度静岡界隈、そして冬の御殿場線で撮りたい。

サンデー茨交(JNRフィーリング)

茨城交通湊線は、身近な気動車天国、JNRのテーストを感じることができる場所。夏場は冷房装置のない222がお休みのため、普段は予備車扱いの205(キハ20、国鉄標準色)の運用が度々あるという(どうも週末はその確率が高いらしい)。蒸し暑くても、曇りでも、視界イマイチでも、「こいつが走っている」と聞けば家にじっとしてはいられない。この夏は鹿鉄とセットで何度か通いそうな予感