故宮脇俊三氏による「時刻表2万キロ」完乗 最後の地である国鉄足尾線・間藤駅。さらにここから貨物専用の線路が足尾本山まで延びていた。この鉱山閉鎖に伴い廃線となった鉄路を探索 しようと、春の小湊でご一緒させていただいた皆さま(お三方)と、わたらせ渓谷鉄道へ。
 
 梅雨明け間近の関東山奥は、小雨混じりの微妙な空模様。気温だけは真夏並みだが、湿度80%以上で暑さにキレがない。普通だったら「帰っちまおうかな」と思うところが、この楽しさ は何?? 窓無しトロッコ列車は緑の風が心地よく、長いトンネルに入れば季節が秋に変わる。皆さん、弁当にビールとリラックスした約1時間半。
 
 そして、降り立った足尾、間藤は鉱山の面影が色濃く残る。草に埋もれた線路や今にも蒸気がやってきそうな鉄橋に歓声を上げながら、廃線に沿って歩くこと約2キロ。先頭のお二人が「アレ」を見つけた。
 皆で「列車の来ないトンネル」に入った、「錆びた鉄橋」を渡った、写真撮るよりまず「腕木信号」を見つめた‥、夏の休日。⇒ ここから

 
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